昭和59年竹中道具館収蔵品と同様、古代の斧の復元品になります。
収蔵品同様地金は古代の釘やかすがい等の当時の本物の和鉄を使うと、現実味を帯びない価格帯になりますので、現代鉄を使いました。
鋼はオーストリアのボーラーという珍しい聞きなれない鋼を割り込んでます。
一枚板から櫃を作って誂えしたもので、古代式のまるです。
当時は、伐採用と鋸の代わりの製材用共にこのような形の道具を用いたとされ、刃幅はいろいろありました。
このような古代における鉄製の道具の発明があったからこそ、木材の加工技術が発展し、世界最古の木造建築を実現させる能力が備わったとも言えるのではないでしょうか?
木の枝分れで70度くらいのものに突き刺して、主に片手で扱っていたようですが、このたびの大ほどになると普通にえんじゅの柄をさして両手で今までのちょうなのように取り扱うこともできるかと思います。
古代のような使い方では登場機会が少なくて寂しいので、現代で用いる場合片手では、隅木の落ち掛りやコガエリなどを一気に飛ばしたりするのに便利です。
5年越しでようやく出来上がりました作品です。
てもちがなくなったばあいは、申し訳ありませんが「もう知りません。」としか言いようがありません。