山城銘砥 正本山 中世中山砥石

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5
不思議な鏡面仕上がり
購入者さん
鋼も軟鉄も鏡面、だけど軟鉄は曇ったよう鍛流線が浮き立つ、実に不思議です。刀剣博物館に展示されてる刀に近い?ようにも見受けられます。見違えた表情に実に驚きました。祖父から受け継いだ古い包丁、こんなに凄かったんだ、と(笑)。

天井巣板での鍛流線の浮き立ち方は、軟鉄はサラサラと曇った感じなので、見た目も指先で触った感触も違ってますし・・・。

鎬筋に近い平が、少し黄色く変色する傾向にあるようなので、もしかしたら軟鉄をエッチングするような作用で、鏡面なんだけど鍛流線が浮き立つのかも?とも思いましたが、実際のところは私にはよくわかりません。

まだまだ天然砥石素人なのでこれ以上深いことは分かりませんが、長四郎山が不思議な力を持っていることはよくわかりました。上手くお付き合い出来るよう精進します。
ショップからの返信
ありがとうございます。謎なんです。いくら考えてもわかりません。天井一般となぞの軟鉄部位における撥水性などに違いあるんでしょうか?
ただ、嵯峨から往来しやすく菖蒲谷池のお陰ですみのくら一族が池から灌漑用の水路トンネル開けるはるか前の中世、古くから隣接して田園があって天井系巣板の安定度と量が神護寺にまっすぐ向かう株とは比にならぬほど多く広くかつ、遺構の規模も格段に大きいですから、刀の時代における軍需要求量に最も応えてきたのであろうとは思います。
その合間に色物がありますが南北および裾野全域でむらさきがわきます。これも謎です。これは中部すそ野やや南の生きた株で捲り始めて6枚目鍛えでとれたもの
9年生まれの亡き親方ですら戦前の最終操業ですので詳しく知らぬほど古いです。
かの大変な台風による倒木をそうじしつつ、いろいろ鍛えて試作して謎も明るくなればと思います。
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