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山城銘砥 正本山 中世中山砥石
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商品詳細 details

世界初!革新的第三製法!白い硬口 条痕抜きから仕上げ級まで 天人一体の銘砥(仮

販売価格 price: ¥5,400(税込)
[SOLD OUT 在庫なし] Wt..: 2040g

概要

かたくち。条痕抜きから仕上げ級まで。
動画は今ロットの平均的な硬さです。
環境を操作してあるのでより白くたまに模様も出ます。
ロットまとめてこの価格!砥部焼同様親しみやすい製品になっていきたいと思います。
伊予の砥石産業が砥部焼を産み、成熟した平成の砥部焼技術で砥石産業を蘇らせてみよう!

Gross Size 成型概寸 85 X 230 X 45mm
Net Size 実効慨寸 82 X 210 X 42mm

短辺は製法上すっきり直角になっていませんし、端に欠けがあったりしますので短めに実効慨寸を寸法読んでます。
常温養生期間も長く反りが出るので実効寸法で大きさを考えてみてください。

目〆の仕事する感じです。
名倉やダイヤ目起こしで研削能ブーストかけることができます。
自鋭性を落とし硬度とってあるので、目を起こしておいて低めの番手から条痕が目視しづらいところまで一手連続遷移できるので使いこなすのが楽しいでしょうし、省力化にもなると思います。

条痕を抜きたい。平面精度を保ちつつ抜きたい。
繊維をかける切り方を狙い、応力拡散性に優れた丸くて浅い条痕を付けてかなりの切れ味と永切れ性能を帯びさせたい。
一撃研削能より多段階粒度を希望。

という方にいい感じと思います。いわゆる全員にお勧めです。

硬いので、5分も浸せば十分滑走感とあの泥漿粘りが楽しめます!
降りた鉄の華を泥漿の中に引っ張ってあるので、石に鉄分が貼りついたりカジリが皆無という伊予ならではの強みが生きています。
このあたりの研ぎ感が癖になることでしょう。
この特性は、エンジンのシリンダ磨きホーニング砥石を作るときのカジリ防止添加剤として今なお伊豫の砥石は我が国の基幹産業においても活躍できる力があるんです。

 

なんと、長尺の量産もはや夢ではない。

古代日本のものづくりを平成のものづくりであたためて、純国産消耗品産業をもう一度、恒久なるものに。

数多の天災を耐え忍ぶことと引き換えに得られる日本国産資源の資力は、消耗品の長たる銘砥のちからに。

銘砥のちからは、鉄器文明を変え果て、ものづくりの底力に。

天から授かる美しい発色は、量産消耗品を魅せる愛おしい才媛に。

実のところ、試行錯誤する事はや四年。
天人一体の第三製法の砥石といえるでしょうが、名前はまだない! いい名前も公募したいと思います。

伊予国がもう一度、砥石の一大産業の地へと後押しできそうな気がして参りました!
古墳時代から昭和末期まで銘のある流通砥石という実績をもち、古代より日本の鉄器を変えはてた、日本最古の銘砥の産地ですから、ここの中興を果たすことこそが銘砥衆たる使命と思います。

伊予を扱うにあたり、困ったことは

  1. 品種と模様が多すぎて大変
  2. よく降りる=鋸が早くめげて大変
  3. 採鉱と選別・鍛えが大変
  4. 需要がよみがえりつつあり、価格も安定してきているのも関わらず、生産追いつけない。

というようなところです。

我が山主様をはじめ多くの伊豫の方々の力を借りて、一様で安定生産できるものを考えてみました!!

材料なんと、伊予の粉からできてます。 ボンドや染料などの人工介在物ゼロです!!
伊豫国産のつよみであるセリサイト(絹雲母)・カオリナイト・長石をそのまま含み置くということです。
今までない製法で、天然にも人造にも属するような面白い製法です。
研磨剤・結合剤・泥漿懸濁剤等々すべて天然100%ですから、京都粘板岩仕上げ砥石に乗せても即傷が取れてとても楽に思えます。
伊豫国産にしか発色できないという、こんなJAPANな発色ができます。 ただ、手間はかけてます。
さゞれ伊予を粉砕して、2度粒度調整のためふるいにかけて、水にとかしてうわずみをすくって、えられたモノから造られてます。
養生は1月ほどかかります。
800-ぼやとぎ級が、桜いろ。

10分位浸す必要あるものの、天の賜りものとは信じ難い冴えた、日本の桜を思わせるほどです。
ところが泡は出ませんが、これはよくよく均質に作ってあるため、水はちゃんと吸収していきます。
結合度をある程度落ちしたものあたりから、研ぎとともに伊豫の中から水が湧いて出てくる感覚があると思います。
新しい感覚でとても扱いやすく思うことでしょう。だからちゃんと我慢して水にしばらくつけておいてください。
科学的物理組成的に安定してますから溶けたり変質しません。

面白いことに硬さにより粒度の昇りは依存し、ダイヤや伊予のともずりで1000あたりに戻せるのは伊予そのものの性格を踏襲します。
これは単に、硬さ自体が研削牙脱落と更新の律速的働きを及ぼすので、牙が破砕してゆき精細な石臼状になるものと思われます。
自鋭性と粒度の昇りは相反する性格で、特に伊豫における両者のパワーバランスは、連続体で遷移するものであると思います



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